発達障害のお子さんの中には、文字や数字は読めるけど、書くとき、鏡文字になってしまうお子さんもいます。
今回、鏡文字になってしまうお子さんへのちょっとした修正のコツをご紹介します。
「く」「4」「6」の鏡文字の修正方法の紹介です。
手を使っての修正方法です。
他の文字や数字にも応用できるかもしれません。
是非、ご一読いただければ幸いです。
「く」の鏡文字修正方法
このように「く」が反対になるお子さんもいます。
修正方法は簡単です。
鉛筆を持っていない手の人差し指と親指で「く」の形にして、それを見て書くだけ!
これだけで、かなりの確率で修正できます。
「4」の鏡文字修正方法
数字の「4」も左右逆に覚えてしまっているお子さんもいます。
この修正方法も簡単です。
「く」と同様に左手を使って「く」の形を作ります。
そして、写真のように鉛筆を親指の上において十字を作ると「4」になります。
これで、「4」を正しく見て書くことができて、鏡文字も改善できます。
「6」の鏡文字修正方法
数字で「6」もよく鏡文字となりやすいお子さんもいます。
「6」の修正方法もすごく簡単。
写真のように、親指と人差し指で丸を作ります。
「お金」や「いくら?」のジェスチャーみたいです。
これを写真のようにみると「6」に見えます。
これを書き写すだけ!
さいごに
このように、鏡文字になるお子さんの場合、手を用いることで修正できる文字もあります。
今回、右手利きのお子さんの例でしましたが、左利きのお子さんは鉛筆を持ち換えて、左手で文字を作ってみてください。
他の平仮名や数字、もしかして漢字も、手を使ってヒントを作ることもできるかもしれません。
工夫しながら、鏡文字修正に取り組んでみましょう。
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