子育てでほめることは大切と分かっている大人はほとんどです。しかし、年齢があがるとともに素直にほめられないこともあります。
また、幼児期や小学生のころとは違いお子様たちの接し方が難しく感じられる保護者の方もいらっしゃると思います。なかなか会話がうまくいかない時、伝わらない時もあると思います。
ただ、幼児さん、小学生も中学生も大人でも、基本は「ほめる」回数を増やすことです。
お子様との関係上、素直にほめることをしにくいと感じるときどう考えたらいいでしょうか。ちょっとしたことで考えを変えることができます。
子どもへの態度を変えるエクササイズ
以下のエクササイズをしてみると子どもをほめようという気持ちもちょっとだけ生まれるはずです。このエクササイズは「7つの習慣」というビジネス本に記載されているものです。
あなたが亡くなった時を想像してみてください。あなたのお葬式です。あなたの魂はちょっと遠くからそのお葬式をみています。その時、あなたの子どもが弔辞を読みます。どのようなことを言ってほしいですか。
あなたはどのようにお子さんに言ってほしいでしょうか
「いつも宿題を出しなさいと言ってきにかけてくれたね」
「仕事がいつも忙しそうで一生懸命に働いてくれました」
「厳しくいろいろと教えてくれてありがとう」
あなたが亡くなってお葬式でこのようなことを言ってほしいとは思わないですよね。
それよりも「いつも暖かく見守ってくれて、励ましてくれたね」「いつも真剣に向き合ってくれて、いいところはいつも声をかけてくれました」というようなことを言ってほしいはずです。
つまりポジティブな影響を人間は与えたいものであり、子どもにも与えたいと思っているはずです。
しかし、変な大人のプライドからほめることをしなくなったり、子どもを支配しようとしてしまうようになります。
是非、このエクササイズを時間のあるときにしてもらったら、子どもへの向き合い方も少し変わってくるはずです。
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