言葉の発達を家に例えることができます。
第一段階は家をつくる基礎をつくります。つまり、土台作りです。強い土台ができると安心して柱や鉄筋を積み上げて形成することができます。言葉でいうと学習の土台を作ります。
第二段階は家の骨組みとなる柱を形成します。つまり、言葉を使用する骨組みとなる語彙を習得する段階です。
第三段階は屋根づくりです。屋根は強い強風や雪、雨などの天候に対応できる柔軟性とともに、見た目の美しさも大切になります。言葉では上手に言葉を使用する段階です。どのような質問をされても、上手に対応できる会話の力を習得する段階です。
言葉の発達には大切なのは、土台作りです。家でいうと一番下に土台となる基礎です。その基礎とはどんなものなのか説明します。
言葉の学習の土台作り
土台作りのポイントはいくつかあります。
まずは土台とは何かを説明します。
言葉の土台どは?
言葉の土台とは「人に興味関心を持つ」ということになります。この人に関心をもつことで、人から学ぶことも増え、言葉を覚えていくことができます。また、人に興味関心をもつことで、人に伝えることができるようになり、影響を与えることも可能になります。そうすることで、お互いに対話するということも学べるようになります。では、土台はどのように形成すればよいでしょうか。
土台を作るコツ
1.一緒に遊ぶ
子どものしている側で一緒に遊びましょう。子どもは大人のすることを自然とみるようになります。その中で、大人のしていることをまねすること、玩具をほしがることもでてきます。そのような時、まねができたら褒めたり、玩具をほしがったら渡してあげるなどしましょう。
他人をあまり意識していないお子さんの場合、遊びをじゃましてみることも有効です。並べているミニカーを少しずらしてみるなどすると、気付いて何か反応します。そうするとミニカーを正しく置いてあげたり、別の遊びへ誘うなどしてみましょう。
2.逆模倣してみる
子どものしていることを模倣してみましょう。逆模倣ともいいます。子どものしていることをまねすると、不思議に思う子どもも多く、大人に関心を抱き始めます。逆模倣することで、他者に意識の向かない子どもも自然と意識が向き始めます。近くで同じ遊びように遊んでいる時に同じように振る舞ってみましょう。
3.模倣を促す
簡単な身体の部位を触る模倣をしてみましょう。頭、お腹、耳など触りやすい模倣をしてみましょう。模倣をまだ子どもがしない場合、タッチから促してみましょう。タッチをすることから、手を上に上げることの模倣につなげることができます。
4.身体を使った遊び
高い高い、コチョコチョ、お馬さんごっこ、シーツブランコなど身体を使った遊びをしましょう。大人が楽しい存在となることができます。大人が楽しませてくれる存在になることで、人への関心がより高まっていきます。
どのように言葉を教えるのか、どのような語彙を教えるのかを知ることができます。医科のに詳細を記載しています。
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