学校・学級選択のポイント(勉強会振り返り)

8月1日に第6回子育て支援勉強会「学校・学級選択のポイント」ということで勉強会を開催しました。今回は少人数ということで8名の方が参加されました。そして、一般社団法人WESMILE代表でフリースクールを運営されている竹内美樹先生にもお話ししていただきました。以下に勉強会の内容を簡単に記載しました。


今回の勉強会の内容

・学級学校の知違い
・普通級、支援級、特別支援学校のメリット/デメリット
・学校の先生へ上手に伝えるコツ
・中学、高校卒業後の進路
・フリースクール/通信教育という選択



以下に今回の勉強会でお伝えした大切な2点をまとめています。

「何年・何十年先を心配しすぎない」
「学級、学校のメリット/デメリットを検討する」

この2点を理解して在籍学級、学校を検討することで、より冷静に客観的に決定することができると思います。


何年・何十年先は心配しすぎない

子どもに診断がついたり、療育手帳をとったり、療育などをすすめられると将来を悲観的にみすぎてしまうことがあります。「働けるんだろうか」「1人で生活できないかも」「このまっまだと高校にいけない」などとも考えてしまうこともあるようです。

悲観的にみすぎると子どもへの対応も否定的になったり、自分を責めてしまうことにもなりかねません。

そして、実際、多くのお子さんとかかわらせていただいて、将来のことは本当に予想はつきません。良い意味で期待を裏切るお子さんも多いです。大切なのは少し先のことを意識して現在できることに取り組むということです。今、お子さんのできること、親御さんのできることを考えて一緒に生活をしていくことです。


学級、学校のメリット/デメリットを検討する

学級、学校のメリットとデメリットを考慮して、学校へ見学いくこと、在籍するクラスを検討することをおすすめします。漠然と見学をすると、学校のどのようなポイントをチェックすればいいのかが曖昧になります。基準を持つことで、どのような視点で在籍学級を決めるかがより明確になります。保護者の方の中でメリット・デメリット表をみて、学校のどのような点を特にみていくのか、そして先生に尋ねるのかを考えておきましょう。


勉強会の感想

とても参考になりました。今は中学校をどうするかで悩んでいますが、その先の進路について選択肢のカードを数枚持っていられるようにアンテナを張っていようと思います。


子どもが中学生になり、義務教育後の選択を真剣に早いうちから考えたくて、でも何があるのかどうすればいいのかわからないことだらけでしたが、たくさんの道がある事を教えていただきました。その子に合った道、安心して居場所となるところが必ずあると知ることができました。先を見過ぎで焦らないということが大切なんだと改めて教えてもらいました。今後もいろいろと勉強させていただこうと思います。ありがとうございました!


今回初めて参加させていただきありがとうございました。遅い時間なのでやむを得ないのですが、少し時間が短かったので残念です。後、同じ就学期でも小学校、中学校、、、と分けてお話ができる機会があればもっと話しやすいかなと思いました。ありがとうございました。また参加させていただきます!


いろいろな選択肢があり、情報収集や早めの見学などでその子らしく過ごせる場を考えることが大切だと思いました。サポート校や定時制などの情報もあまり知らなかったので、ネットなどで調べてみたいと思いました。ありがとうございました!


勉強会後のアンケートで貴重な意見をありがといございました。今回、学級学校の選択というテーマでした。このテーマの勉強会はなく、今後も進路の選択も含めて、同様の勉強会を行ってみようと考えています。

また、感想でいただいたように、8名(講師含め合計11名)でも人数は多すぎると感じ、3~5名の勉強会を開催する予定です。

参加していただいた皆様ありがとうございました。


予定している勉強会

https://narusasupport.amebaownd.com/pages/3467057/page_201912251537


無料動画(子育ての怒りのコントロール)

https://forms.gle/RhEA8G2x8xDJKbz78


ペアレントトレーニングなどの講座

https://narusasupport.amebaownd.com/pages/2374913/page_201811091513



なるさ 療育学習室

子育て相談、療育に関する相談室です。応用行動分析(ABA)という科学的視点から臨床心理士がお子さんの学習と成長を促します。

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