発達障害の診断と特徴

発達障害の診断のついているお子さんへの支援で、診断をもとに支援を考えてしまいがちになることもあります。

例えば「ASD(自閉スペクトラム症)だから、コミュニケーションとこだわり、感覚の問題がある。だから対人関係への支援だ」などのように、診断をもとに対応を考えるなどです。

でも、発達障害の特徴は重なっていることがほとんどです。
ASDのお子さんに幼児期、多動のみられることはよくあります。
ADHDのお子さんに学習障害の特徴のみられることもあります。
また、発達障害のお子さんには、目と手の協応運動の苦手な場合もよくあります。

支援の際、診断名のみに左右されず、目の前のお子さんができること、できないことを具体的に観察して、特徴を把握することが適切な支援につながります。

以下は発達障害の特徴をまとめたものです。
ペアレント・トレーニングで、お子さんの特徴を把握するときに使用します。
参考になればと思います。

なるさ 療育学習室

子育て相談、療育に関する相談室です。応用行動分析(ABA)という科学的視点から臨床心理士がお子さんの学習と成長を促します。

0コメント

  • 1000 / 1000