「アンガー」とは怒りです。アンガーコントロールとは怒りのコントロールです。
怒りとは人間の持ち合わせている感情のひとつです。
その怒り感情をまずは理解することが大切です。
自分の中の怒りを理解する、客観的に怒りをみていくことが怒りのコントロールにつながります。
怒りはあってもいい感情
怒りは人間だれでも持っている感情です。
楽しい、悲しい、悔しいと同じような感情です。
そのため、怒りを抑えないといけない、怒りをなくそうとすることは困難です。
また、抑えようとすると、後で怒りは爆発してしまします。
怒りの感情はあってもいいと考えましょう。
しかし、問題となるのは怒りがわいてきて、人に理不尽にあたること、物にあたることです。
そのためには怒りはあってもいいものと考えて、怒りの存在をみとめて、上手にやりすごすことです。
その方法は「怒りの実況中継」です。
怒りの実況中継
アンガーコントロールというと特別な方法で私にはできないと思う人もいます。
怒りのコントロールは誰にでもできます。
「怒りの実況中継」は日常で手軽にできる方法です。
費用もかからず、そして時間もかかりません。
必要なのは「実況中継する」とちょっとだけ意識していることです。
怒りがわいてきたり、ちょっとイライラすると次のように実況中継します。
おっと、私はイライラしてきた。子どもがなかなかお風呂に入らない。何回か伝えてもテレビをみている。そこでは私は怒って「もう知らないわよ!ゲーム捨てるからね」と言ってしまった。また、いつもの脅しを使ってしまった。
怒りがでてそれをぶつけてしまった時、それを少し俯瞰してみる方法です。
このような怒り場面を頭の中で実況中継します。すると自分の怒り感情がうまれたときの状況を客観的にみれるようになります。
自分の怒りを客観的にみれるようになると、怒りをぶちまけそうになる一歩手前でコントロールできるようになります。
さー、息子が宿題をしない。まだ、さっき宿題をするように伝えたのにゲームを寝ころんでしている。私はだんだんイライラしている。このままいくといつも通り怒鳴ってしまうだろう。どうすればいいのか。もう一度時間をあけて伝えてみるか、夫に相談してみよう。
実況中継をすることで怒りを上手にうけながすことができるようになります。実況中継で上手く怒りをかわすことで、対策も冷静に考えることができるようになります。
是非、実況中継を日常の中で取り入れてみると怒りをコントロールすることの実感が出来るようになると思います。
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