子どものテストで点数が悪い、妹をたたいた、お菓子を勝手に食べたなどすると、叱って長い説教になることもあるはずです。なんで説教をするのかを行動分析的に考えると効果のないことは明らかです。
「大人の立場」
説教をする→子どもが大人しくなる
問題行動など多発していて、説教すると大人しくなった。すると、大人としては「おれの説教は効果ある!」「おれの言うことは聞いてくれる」というような錯覚になります。でも問題行動は続いてく・・・
「子どもの立場」
説教され大人しくする→説教がすぐに終わる
子どもは説教を受けると、おそらく内心「めんどくさい」「早く終わらないかなー」と感じているはずです。そして、大人しくしておくと、説教が終わり「やっぱ、大人しくしておくべきだな」「10分我慢すれば説教終了」「ラッキー説教早くすんだ」と思います。
というような形で、行動分析で考えると説教って効果はほぼないでしょう。ただ、子どもと話し合うことは大切ですね。動画に話し合いのコツも説明しています。ぜひ、ご覧ください。
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