話を聞いてくれる黄金リレー

親が子どもに伝えたいことがあっても、子どもが聞いてくれないと、全く意味はありません。聞くふりで終わってしまうならまだしも、家庭によっては話し始めると喧嘩になることもあると思います。

話を聞いてくれるための黄金リレーは「肯定的注目⇒伝える⇒肯定的注目⇒伝える⇒…」です。つまり、まずは「肯定的注目」が最初です。


肯定的注目とは

・できていることを褒める

・子どものしていることに興味関心を示す

・些細なことなども含めて話を聞く


肯定的注目を示すこととは、子どものことに十分に関心を示して、子どもの話したいことや興味のあることの話題を聞き、子どものよいとことは褒めるということです。そうすることで、子どもは大人の言うことを少し聞いてみようという行動にでます。これは、返報性の原理とも言われます。「他人から受けた施されたことに対して、お返しをしなければいけない」という感情が芽生えるからとも言われます。

まずは子どもに話を聞いてもらいたいときは、日常で肯定的注目をしっかりと与えておくことです。「肯定的注目⇒伝える」は子どもが聞いてくれるための黄金リレーです。

なるさ 療育学習室

子育て相談、療育に関する相談室です。応用行動分析(ABA)という科学的視点から臨床心理士がお子さんの学習と成長を促します。

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