「フランスの子どもは夜泣きをしない」という本を読みました。
自分自身も子育てを始め、なんとなく気になり買ったのですが、予想以上に興味深く読めました。
個人的な捉え方ですが、フランスの子育てのキーワードは「待つ」と「枠組み」ではないかと思いました。
「待つ」とは、子供を観察するということで、例えば、夜泣きでぐずっている時、すぐに抱っこして母乳をあげるということではなく、少し様子をみて、寝ぼけ泣き、おしっこ、お腹がすいた、興奮、暑い寒いなどが考えられます。少し待ち、子供の様子を観察することで、何が必要か分かってくるようです。
他の困った行動も、待ってみて観察することで色々な可能性が見えてくるようです。
「枠組み」とは、子供に「ここまでは~していいけど、ここからはダメ」という明確なルールです。
公園の中で遊んではいいけど、外に出てはだめというようなことです。
フランスでは一見自由に見える子供の振る舞いも、枠組みの中で行われていることが多いということです。
読みやすく、我が家の子育てや療育の考えが整理できる本でした。
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