困った行動への対応④

問題行動への対応④は対応方法のその他です。

レスポンスコスト

好きなものの一部を取り除くことで、行動を減らすことです。
大人が日常で体験する可能性のあることは、スピード違反の減点や罰金です。減点や罰金を受けた直後、スピードをだすことはしません。レスポンスコストの効果です。
子どもの場合は暴力をすると、お小遣いガ減るなどです。

過剰修正

問題行動が現れた直後に、その行動により生じた状態を修正する事です。
お茶をこぼすと、こぼれた所と机全体をふくなどです。努力を要する行動(面倒な行動)を積極的にとることで、問題行動を減らす手続きです。

タイムアウト

好きなものに触れる機会から一定期間はなれることで、問題行動を減らす方法です。
遊んでいるところで友達をたたくと、一定期間、その場から離れるなどです。好きな場所から離れる事で、たたくことを減らす目的になります。

個人的な経験などから、レスポンスコスト、過剰修正、タイムアウトは単独で使うと、問題行動がより増えることもあります。
「強化」の方法も同時に行うことで、問題行動はへっていきます。



なるさ 療育学習室

子育て相談、療育に関する相談室です。応用行動分析(ABA)という科学的視点から臨床心理士がお子さんの学習と成長を促します。

0コメント

  • 1000 / 1000