子どもの発達についてたくさんの理論があります。
応用行動分析を専門とされている、奥田先生の本の子どもの発達の説明ガすごくシンプルで、かかわりの基本となります。
生まれてから1歳頃まではもも組さん。
1歳から3歳頃まではりす組さん。
3歳頃以降はらいおん組さん。
このようなシンプルな形で幼児の発達について説明してあります。
もも組
生まれてから1歳くらいまでで、もものように子どもを丁寧に扱う時期です。
かかわり方は安全ん第一で、泣き声や笑い声に反応するなど、子どもをしっかりと見て反応してあげる時期です。
りす組さん
よちよち歩きの1歳頃から3歳頃までです。よちよち、チョロチョロとかわいいけど、少し自己主張が出てきます。
2歳に出現するといわれるイヤイヤ期の時期にも重なります。
この時のかかわり方は、ちょっとしたルールを作ることです。
「食べる前にいただきますをする」「靴をそろえる」「お片付けする」などのルールを作っていくことです。
また、時に要求をきかないことも必要です。少しずつ我慢する力をつける時期です。
ただ、当たり前ですが、出来ていることはしっかりと褒めます。
らいおん組さん
3歳頃からのお子さんです。
運動能力が高まり、力も強くなります。自己主張が強くなりすぎると手に負えなくなります。ライオンを手懐けるようなイメージということです。
この時期のかかわりは、りす組さんよりもルールのハードルは高くなり、我慢する度合いも少し強くします。
また、もし手に負えなさすぎる場合はしっかりと対策を練る必要もあります。
しかし、我慢できてるとき、望ましい行動をしたときはしっかりと褒めましょう。
りす組さんくらいから、家庭でルールを決めと褒めることを意識していくと、子ども自身で我慢する力、適切な主張する力が育まれます。
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