困った行動のタイプ

困った行動の対処を知りたいという保護者の方は多いです。

困った行動のタイプは2つに分けることができます。

未学習タイプと誤学習タイプです。困った行動への対応は、どのタイプかの見極めから始まります。


1)しなくて困る「未学習タイプ」

「宿題をしない」「挨拶をしない」「服を自分で着ない」「など、やり方を習得していないというタイプです。「~しない」というタイプの対応は、行動を教えていくという対応を行います。


2)やりすぎて困る「誤学習タイプ」

「ゲームをやりすぎる」「暴言を吐きすぎる」「おやつを食べ過ぎる」などというタイプです。これは経験から誤った方法を学んだこととなります。どのように対応するかというと、他の適切な行動を教えることと、その不適切な困った行動を「消去する」という方法で行います。


今回はタイプ分けでしたので、次回以降、困った行動への対応方法を記載します。

なるさ 療育学習室

子育て相談、療育に関する相談室です。応用行動分析(ABA)という科学的視点から臨床心理士がお子さんの学習と成長を促します。

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