自閉症の特徴~幼児期・学童期~

自閉症の特徴について動画でまとめました。

自閉症の特徴を知っておくことで子供の行動が理解できて支援をする方法が具体的になります。幼児期と学童期の特徴を動画で具体的に解説しています。


その前に診断基準も知っておくことも大切です。DSM-Ⅴでの自閉症の診断基準は以下です。

自閉症スペクトラム(ASD:Autism Spectrum Disorder)の診断基準

以下のA、B、C、Dを満たしていること。
A:社会的コミュニケーションおよび相互関係における持続的障害(以下の3点で示される)
・社会的・情緒的な相互関係の障害。

・他者との交流に用いられる非言語的コミュニケーション(ノンバーバル・コミュニケーション)の障害。

・年齢相応の対人関係性の発達や維持の障害。

B:限定された反復する様式の行動、興味、活動(以下の2点以上の特徴で示される)

・常同的で反復的な運動動作や物体の使用、あるいは話し方。

・同一性へのこだわり、日常動作への融通の効かない執着、言語・非言語上の儀式的な行動パターン。

・集中度・焦点づけが異常に強くて限定的であり、固定された興味がある。

・感覚入力に対する敏感性あるいは鈍感性、あるいは感覚に関する環境に対する普通以上の関心。

C:症状は発達早期の段階で必ず出現するが、後になって明らかになるものもある。

D:症状は社会や職業その他の重要な機能に重大な障害を引き起こしている。

(参照:DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル)

診断基準はお医者さんが診断をする時の指標です。診断基準だけではイメージしにくいため、動画で解説するような具体的な特徴を知っておくとイメージしやすくなります。

是非、参考にしてきただけたら幸いです。

なるさ 療育学習室

子育て相談、療育に関する相談室です。応用行動分析(ABA)という科学的視点から臨床心理士がお子さんの学習と成長を促します。

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