発達障害は治る?スペクトラムの考え方

発達障害のスペクトラムの概念、特徴、そして発達障害は治るのかということを動画で解説しています。


①スペクトラムとは?


スペクトラムとは連続体という意味です。発達障害の特徴は様々であり、そしてどこか定型発達と言われる人にもつながっています。不注意という特徴の中には忘れ物をよくするという場合もあります。世の中に全く忘れ物をしたことがないという人はいないはずです。どこかみんな不注意の特徴もあり、それが強いのか弱いのかという視点がスペクトラムということです。


②知的×発達障害の特徴の考え方

その発達障害の特徴であるスペクトラムという概念に知的能力を加えると、子どもの特徴が理解しやすくなります。青いドットのように知的に高くて発達障害の特徴の強い人、緑のドットのように知的には低くて発達障害の強い人、紫のドットのように知的に高くて発達障害の弱い人というように様々です。このように2面でとらえることはシンプルですが、シンプルがゆえに汎用性が高く、子どもの特徴を理解しやすくなります。



③発達障害は治るのか?

発達障害は結論からいうと…治らないということです。しかし、対応によって和らいでいきます。発達障害の強い特徴が少しゆるんで、左から右にドットが移動するイメージです。これは環境の配慮、周囲の対応なども必要になります。


動画には以上のような発達障害の特徴、スペクトラム、発達障害は治るのかどうかを解説しています。


なるさ 療育学習室

子育て相談、療育に関する相談室です。応用行動分析(ABA)という科学的視点から臨床心理士がお子さんの学習と成長を促します。

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