子供に対してあきらめの心で接すると落ち着いて接することができるようになります。
発達障害児の支援者や保護者の方達と話をしていて、時々困りごととして、「周囲が言ったら分かると言って、叱りになることがよくあります」ということを聞きます。
特に言葉をよく話せる発達障害の子どもの場合、理解していると考えてしまいがちです。実際には理解できているようでできない、理解できても行動できないということがあります。それにより、周囲は「怠惰」「やる気がない」などと考えて強いしかしになります。
ある方が「子どもが言っても分からない、ということが分かりました」と話されて、本当にその通りだと実感しました。まずは「言ってもわからないかも」という考えももって対応することです。いい意味であきらめてかかわるということで、心にゆとりがうまれます、
心にゆとりが生まれると、言い方を変える、視覚情報を用いるなど工夫することができるようになります。ちょっとした工夫をすることで子供はとりくみやすくなることはあります。
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