ご褒美を使うならパーフェクトに!

お菓子や玩具などのご褒美をあげてはいけないと考えている支援者、親も多いです。ご褒美 は適切な方法であると使うべきです。その方が子どもは伸びやすいです。ご褒美があるのと ないのではやる気も違うのは当然です。 ただ、使用するときはパーフェクトに使用しましょう。多くの「ご褒美よりも、ほめてあげましょう」「ご褒美だとあまりよくないから、一緒に遊んであげたらどうですか」などという支援者や相談員も多いです。そんな支援者はパーフェクトなご褒美の与え方を知らないのも同然です。 

パーフェクトなご褒美の与え方の前に下手なご褒美の与え方をまとめています。

下手なご褒美の与え方

・親の感情にまかせてご褒美を与える。ある時は与えたり、ある時は与えなかったり。

・行動の対価に見合ったご褒美ではない。些細なことに大きなご褒美を与える、苦手な目標 を達成したのに小さなご褒美。 

・要求されるとご褒美を与える。子どもが要求してから、ご褒美を与えることで、要求が増 えていく。 

・子どもの好きな物を分かっていない。つまり好きでもないものを与える。

・言葉や顔で褒めていない。物を与えるだけで、言葉などでのほめがない。

パーフェクトなご褒美の与え方

・ルールに沿ってご褒美を与える。決めたルールは大人も守って、子どもが目標を達成でき たら与える、達成できなければ与えない。 

・行動の対価に見合ったものにする。子どもが苦手なことは少しご褒美を価値のあるもの
に、子どもにとって簡単な行動は些細なご褒美にする。

・要求された時はご褒美を与えない。要求される前に良い行動にご褒美を与え、要求された 時は無視をして、少し時間がたったら再度、適切な行動がみられたらご褒美を与える。 

・ご褒美と一緒にほめる。一緒にほめることで、ほめるだけでも良い行動を増やすことがで きるようになる。

下手なご褒美の与え方を知っておくと、上手なご褒美の与え方ができます。自分のご褒美の 与え方を見直してみると、子どもとの接し方が変わってきます。ご褒美を与えることに躊躇してしまうと、子どもを無理やり動かすことになります。イヤイヤいうのを何とかさせる、親子での言い合いが増える、関係の悪化です。ご褒美の上手な与え方を意識するほうが、子どもの適切な行動が増えて関係もよくなります。ぜひ、ご褒美の使い方を意識してお子さんと接してみてくださいね。

なるさ 療育学習室

子育て相談、療育に関する相談室です。応用行動分析(ABA)という科学的視点から臨床心理士がお子さんの学習と成長を促します。

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