困った行動への対処の基本は、困った行動をなんとかしようということではなく、良い行動をほめることにあります。
大抵の場合、こんな発想にはいきつかず、子どもの否定的な面ばかり注目して、しかりっぱなしになります。
しかし、良い行動の時間を増やせば、自然と困った行動は減ります。
兄弟で遊ぶ時間が三時間として、喧嘩が一時間、仲良くしている一時間、その他一時間とします。仲良くしていることをほめると、仲良くしている時間が増えて、喧嘩の時間が自然と減るということです。
喧嘩は叱るより、仲の良い時を褒めておく方が必ず効果はあります。
困った行動はまず良い行動に注目する逆転の発想で対応しやすくなります。
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